送金完了&雨不足

皆さま、いつも温かいお心をお寄せいただき、本当にありがとうございます。 
お預かりしておりましたご寄付について、7月1日に現地への送金が完了いたしましたのでご報告いたします。

今回は送金手続きの都合により、2回に分けての送金となりました。
95,000円(55,308ルピー)と435,840円(251,508ルピー)、合計503,800円を無事に現地へお送りすることができました。


オンライン送金に切り替えてから、今回で8回目の送金となります。
手続き完了後には、現地のトーマスさんよりすぐに着金確認の連絡が届き、今回も滞りなく現地へ届いたことを確認いたしました。

トーマスさんからは、遠く離れた日本から変わらず支援を続けてくださっている皆さまへの感謝の思いが、何度も伝えられました。
現地の方々にとって、皆さまからの継続的な支えは、日々の生活を助ける大切な力であると同時に、大きな心の支えにもなっています。

現在、ケララ州では、暮らしを取り巻く不安がいくつも重なっています。
食料品や生活必需品の価格上昇は続いており、限られた収入の中で家族の生活を支え、必要なものを揃えることは、以前にも増して難しくなっています。

さらに今年は、モンスーンの雨不足も心配されています。
雨は農作物の生育や水の確保に深く関わっており、降雨が十分でない状況が続けば、今後の食料価格や生活環境にも影響が及ぶ可能性があります。
現地の人々は、物価の上昇だけでなく、不安定な自然環境とも向き合いながら、日々の暮らしを懸命に守っています。

そのような中で、日本から届く皆さまのご支援は、現地にとって本当に大きな力となっています。
食料や生活必需品を購入するための直接的な助けであることはもちろん、困難な状況の中で前を向くための、心強い励ましにもなっています。

今回も大切なご支援をお預けくださり、心より感謝申し上げます。 
本当にありがとうございます。

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今回ご紹介する写真は、病院での配給の様子です。
引き続き、パンやバナナ、お水などを直接患者さんやご家族にお配りしています。











ケララでは雨季に入り、1ヶ月が過ぎました。
例年であれば、この時期は雨によって水を媒介とする病気などが増え、病院にとっても特に大変な季節となります。
しかし今年は、雨季に入ってからも雨の少ない状況が続いています。
7月の降雨量についても、平年を下回る見通しが示されており、農業や水資源への影響が懸念されています。

ケララ州は、毎年、モンスーンが最初に到達する地域として知られています。
ここでの雨の状況は、州内の暮らしだけでなく、インド全体の農業や水資源の動向を考えるうえでも重要な指標とされています。

6月の時点ですでに雨量は十分ではなく、モンスーンの始まりも例年に比べて弱かったとされています。
そのため、7月の降雨による回復が期待される一方で、状況の改善には注意深い見守りが必要です。

ケララ州にとって、この時期の雨は、ダムや貯水池を満たし、河川や地下水を回復させる重要な役割を担っています。
降雨量が不足すれば、飲料水の確保、農業用水、水力発電など、生活と産業のさまざまな分野に影響が及ぶことが懸念されます。

農業への影響も見過ごせません。
7月は、米をはじめ、大豆、トウモロコシ、綿花、豆類などの作付けが本格化する時期です。
しかし、雨不足が続くことで播種の遅れが生じ、生産量の減少や収穫時期の遅れにつながる可能性があります。
こうした影響は、農家の収入だけでなく、食料価格の上昇にもつながりかねません。

今回の雨不足の背景には、エルニーニョの発生、気候変動や海水温の変化など、複数の要因が関係していると考えられています。
また、モンスーンを活発にする低気圧の発生が少ないことも、雨量不足の一因として指摘されています。

一方で、専門家は「降雨量の総量だけでなく、雨の降り方も重要である」としています。
たとえ月間の総雨量が平年に近くても、短期間に集中して降り、その後長く雨が途絶えてしまえば、農地への浸透や作物の生育には十分な効果が得られません。
反対に、総雨量がやや少なくても、適度な雨が継続的に降れば、農業への影響をある程度抑えられる可能性もあります。

そのため、今後は降雨量だけでなく、雨の時期や降り方、地域ごとの分布についても注意深く見守る必要があります。
SEEDS-INDIAでも引き続き、現地の状況を注視しながら、必要な支援を確実に届けられるよう活動を続けてまいります。

改めまして、日頃より温かいご支援をお寄せくださっている皆さまに、心より感謝申し上げます。
これからも、一つひとつのご支援を大切に受け止め、確実に現地へとつないでまいります。
引き続き、温かく見守っていただけましたら幸いです。